カリフォルニアディズニー(難易度5+経験値)
※5/10 地名が間違っていた部分がありましたので、修正しました。
どうもショーリです。
カリフォルニアディズニー(難易度5)で行きつくまでの説明をしたディズニー旅行のお話を少ししたいと思います。
私がディズニーに行ってきたは真冬の最中、2月の2週目の平日でした。
真冬の最中です。2月です。なめてましたカリフォルニア州。
連日真夏日の30度越え。夜も半袖で余裕!ビクトリアからヒートテック着用だった私は正直、溶けるかと思いました。
ビクトリアからロサンゼルスまでは片道およそ5時間。ですが我々が取った飛行機では、ほぼ1日移動に時間がかかりました。
それはシアトルからロサンゼルスに向かう飛行機を待っていた時のこと。
私が乗る飛行機の搭乗口に行くと、書いてある行先はロサンゼルスではなく、サンタローザ。
「ねぇねぇ、サンタローザってどこ?」
「え?知らない」
「この飛行機であってるんだよね?」
「うん。引き替えてもらったチケット、この時間だしこの搭乗口だし・・・え、待って、またプロペラ機控えてるけど!?ねぇ!?」
ビクトリアからシアトルは、距離も近いので小型の旅客プロペラ機で移動することが多いらしく、我々も例に漏れずそのタイプで向かいました。
ですがシアトルからロサンゼルスでもそんなことあるわけねぇだろ!って思ってたんですが、それがサンタローザと関係してくるわけです。
私たちが乗った飛行機は電車で言うところの中央・総武線や地下鉄と相互乗り入れをしている東武線や東急線みたいな感じの飛行機で、シアトルからサンタローザに行く人を主に乗せて、その飛行機で今度はサンタローザからロサンゼルスに行く人を乗せる、というものでした。
関東近郊の横アリ通いのジャニヲタ風に説明するとすれば
・シアトル~サンタローザ=北千住~渋谷
・サンタローザ~ロサンゼルス=渋谷~菊名
・シアトル~ロサンゼルス=北千住~菊名
そんなこんなで(どんなだ)シアトルから途中でサンタローザに止まりつつ、無事にロサンゼルスまで到着しました我々。
空港から事前にチャーターしていたシャトルバスに乗ってディズニーランドに向かいます。
泊まったのはDLRに行くのならばお馴染みと言っても過言ではない『アナハイムプラザホテルアンドスイーツ』です。
パーク徒歩5分圏内で1泊100ドルを切るというとんでもないホテル。もちろんディズニーグッドネイバーホテルの一員です。
2月頭ということでなかなかいい感じの閑散期だったこともあり、3泊で一人120ドル程というぶっ飛び価格でブッキング(ちゃんと代理店通しました)
昼の便で出た我々がチェックインしたのは夜9時前。恐るべし途中乗り継ぎプロペラ機・・・。
鍵を持って部屋に行くと、鍵が動かないではないか。格闘する私と、冷ややかな目で私を見る友人ムギちゃん(名前の由来は後々説明します)
散々格闘して惨敗した私に変わり鍵を開けるムギちゃん。3回ぐらいやったところ
「私も無理!ショーリ頑張って!!」
ムギ(末っ子)の攻撃『あまえる!』ショーリ(長女)『こうかはばつぐんだ!』→あっさり鍵を受け取る私。そして開いたドア。
結局のところどうやったら鍵が開くのかわからないまま、このあと3日間同じ形でドアVSショーリが繰り広げられるのであった。
翌朝から2.5日のディズニーパークの旅が始まりました。
先に言っておきますが、私写真撮るのすごく苦手で、あまり写真がございません。申し訳ない・・・。
そんな私が精一杯撮った写真がこちら。
まぁこんな感じです・・・。写真撮るの苦手というか、写真撮るのを忘れるタイプの人間です。そんな奴がブログやるなよって話ですが。
やや濃いめのDヲタな私と、ディズニーは友達と双子コーデとかで行っちゃうリア充のムギちゃん。事前に入念な計画を立てるでもなかったが私が『カーズランドに行きたい』というのと『エルサ様と写真が撮りたい』『カスタムメイドしたライトセーバーが欲しい』と主張し、ムギちゃんが『ミッキーのクッキーとプレッツェルが食べたい』『パン屋さんの作業場が見れるアトラクションに行きたい』と主張したのでそこに重きを置いた今回の旅。
ラジエータースプリングとアナ雪グリを終えた私はちょっとずつ疲労が見え始める(アラサーあるある)
そんな私をよそにだんだん本調子になるムギちゃん(同級生は菊池風磨)
ちなみにムギちゃんが一番嬉しそうにしてたのは『ザ・ベイカリーツアー』でパンができるまでの行程をガラス越しに見てる時でした。すげー写真いっぱい取ってた。
小麦粉が大好物のムギちゃんはmade from flowerのものを食べれるだけ片っ端から食べてました。そりゃ見てるこっちが気持ちいいくらい。だからムギちゃんって呼んでるんです。
普段TDLやTDSに行くときはパレードもショーもあまり見ない私ですが、折角カリフォルニアまで来たんだから、ショーは見ておきたいなということで初日は『ワールドオブカラー』翌日は『ディズニーランドフォーエバー』を鑑賞。
特にワールド~は日本じゃ絶対見られないショーなので鑑賞エリアもちゃんと取っておきたいと思いFPにてブルーエリアの鑑賞券をゲット。
映像が始まった瞬間、ぶわっと鳥肌がたったのは今でも忘れられないです。
あとはこれもう自分の中でできたパブロフ現象なんですが、『Let it go』のイントロ聞くだけで涙出ちゃうんですよ。例に漏れず泣く。
それと一緒にディズニーに来るまでに有った様々な困難を思い出し、引くに引かない涙。
ショーが終わって号泣する私に驚くムギちゃん。
「ムギちゃん、一緒に来てくれてありがとう」
「いや、私はショーリについてきただけだよ。一緒に行こうって言ってくれてありがとう」
「一緒にこれてよかったよー!!!」(号泣)
「はいはい泣かない泣かない。タワテラ乗せるぞ」(年下)
「はい・・・」
ちなみに翌日のディズニーランドフォーエバーでも同じことが起きる。でも怒らなかったムギちゃんは偉いと思います。
2.5日でやること全部やって、無事にビクトリアまで帰った私たち。
しかしね、前途多難な旅は最後の最後にまた何か起きることになってるんだよ。
ビクトリアの入国審査で、学生ビザが私のパスポートに貼られていないことを不審に思った係員に別室に連れてかれる私。
この時点で本来、学生ビザは発行されたらイミグレオフィスの係員がパスポートに添付しないといけないと知る私。貼られなかったと説明し、紙のまま綺麗だと説明するとオフィスの人が『貼らなかったのはこっちのミスだわ、ごめんなさい』と言ってくれた。
だがしかし持ってきたはずの学生ビザが私のカバンに入っていない(つもりでいただけで、部屋に置きっぱなしだった)
なのでパスポートから発行データを探してもらうことに。
『あなた、どこ行ってたの』
『か、カリフォルニアに4日ほど・・・』
『何してたの』
『ディズニーランド行ってきたんです!』
『そう・・・楽しかった?』
『めちゃくちゃ!エルサに会えてすごく嬉しかったの!』
『よかったわね。あ、あなたの学生ビザ、9月に発行されてるのね。オッケー分かったわ。ハッピーバースデー』
パスポートのデータを確認して笑顔で手を振るオフィスのお姉さん。
釈☆放
帰り道、ムギちゃんのホストマザー(ビクトリアについたとき私をピックアップしてくれた人)とムギちゃんと3人で旅の話をする。
マザーに『全く!ムギもショーリも二人になるとすぐ日本語使うんだから!』といじられる。でもムギちゃんも私も来たときよりずっと英語が使えるようになったので、そんなマザーのジョークも分かるようになって、成長したなとしみじみ思った。
あとはホントに私の旅はどう足掻いてもスムーズに事が進むなんてありえないということも改めて思い知らされました。
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