カリフォルニアディズニー(難易度5)
こんばんぬ。ショーリです。
東の果てから西の果てに引っ越した私。
誰も知らない場所で1からカナダの生活をスタートさせた私。
仲良い友達がたくさんできて、旅行に行きたいね、なんて話をするぐらいまでになる。
そんな我々が計画した場所は
・・・
ディズニーランドリゾート in カリフォルニア
ビクトリアからロサンゼルスまではおよそ6時間。ハリファックスよりも遠くないです。
なので私たちはせっかくだし年越しにディズニーランド行きたいね!と旅の計画を始める。
旅行サイトで航空券やホテル、ディズニーのパークチケットを順調に購入していく中、そこそこ大きなトラブルが発生。
友達と話し合った結果、全部一旦キャンセルしてもう一度やり直すことに。
しかしここで問題発生。
今回、航空券を買った時に利用したのはfreeGeekという格安旅行サイト。今思えばなんで航空会社から直接手配しなかったのかと反省してます。
格安旅行サイトでチケットを購入すると、当たり前ですがキャンセルできません。私も友達もその覚悟で買ったので、こうなるとさあ大変。
私は(またも)泣きながらカウンセラーのISHIMETAL(BABYMETALファンの日本人)さんに相談へ。
「ISHIMETALさん、格安サイトで買った航空券の変更する方法知ってます・・・?」
「えー・・・全部同じ航空会社使って目的地まで行くんなら、航空会社に直接電話で聞いたら対応してくれるかもよ。どこ?」
「全部アラスカ航空。航空会社にはこの件について一応メール送ってあって、これがお客様番号だよって返事来た・・・」
「じゃあここの電話貸すからアラスカ航空に電話して聞いてみなんし」
ISHIMETALさんに見守ってもらいつつ、アラスカ航空に電話。
『ハロー、アラスカエアラインズです』
『あの、すいません。格安サイトでそちらの航空券買ったんですが、日付の変更をしていただきたくて・・・』
『はいはい。お客様番号って持ってます?』
『え!?あ、はい・・・メールのこの番号でいいですか?』
『ちょっと待っててね・・・はいショーリ。航空券の件ね、こっちは問題ないから、今その代理店にチケットの日程替えちゃっていいか聞いてみるわね』
『あ・・・お願いします・・・』
『お待たせー!〇§×€$&※・・・』
やべぇ、何言ってっか分かんねぇ・・・。泣きながら慣れない電話越しの英語を理解するのに限界を感じた私、メタルさんにチェンジ。
『ショーリ、日付変えるけどいつがいいだって』
『え、2月8日・・・』
『うん。うん。はい、あ、了解でーす☆オッケーオッケー、サンクス』
メタルさん通話終了。そして私に電話代わる。
『ショーリです』
『あは、ショーリ?じゃあチケットの日付変えておいたからね。あと差額の分のクレジット、メールで送るから次に航空券買う時に使ってちょーだい。シーユー』
通話終了。無事に変更できました。
チケットを購入し、事件が発生し、変更手続きをするまでに要した時間3週間。
旅行の計画を立てる時は細心の注意を払いましょう!!!
ちなみにこのディズニー旅行、これ以外にもだいぶ問題が発生いたしましたが、そちらはダイジェストでお送りいたします。
・搭乗者の名前にタイプミスが発生。
飛行機のチケットで名前のミスは絶対に許されません。一文字つづりがパスポートと違うだけで他人とみなされ、入国拒否です。特にアメリカ入国の際はとても厳しいです。
私がこのミスに気づいたのは出発の5日前。
再びISHIMETALさんの電話を借り、アラスカ航空に電話。しかしその時にもう一つ事件が。
・乗る予定の便の就航が終わってる
ちなみにこれは元々買っていた年末の時点で就航されていない路線でした。
なぜそんな便を売っているんだ格安サイト・・・そしてチケット直した時になぜ教えてくれなかったんだアラスカ航空・・・
とりあえず電話しないと何も解決しない。
『ハロー、アラスカエアラインズです』
すげー・・・ハリースタイルズみてぇな喋り方だなこの兄ちゃん。好き(単純)
『あ、すいません!5日後に乗る飛行機の搭乗者なんですけど、彼女の名前発音これなんですけど、母音がいっこ多くて!間違えちゃって!被ってるやついっこ消してください!』
『え?そうなの。はいはーい。直ったよー』
『え?あの・・・お金かかりますよね?』
『あぁ、完全に名前違うわけじゃないんでしょ?じゃあ大丈夫。他には?』
『えあ、えっと、私たちの便、ビクトリアでるの1時半なんですけど、空港の時刻表見たらそんな便有りませんって出てるんだけど・・・』
『あぁそれ?その便なくなったから11時半の便に変更してあるよ?連絡してない?』
『してないしてないメール来てない!!やめてチョー怖い!!』
『アハハごめんねー。じゃあさっきの名前の変更と一緒に送っとくから確認してねー。あ、あとうちの会社のメールサービス、結構時間かかるから届くの1時間後かもしれないからよろしく!』
通話終了。ハリースタイルズ最後までハリースタイルズだった。ご機嫌だったな・・・。
「メタルさん、普通に変えてもらえたし、飛行機も勝手に直ってた」
「あらま。普通なら100ドルぐらい取られるんだけどね。まぁよかったじゃない。無事に行けるみたいだしさ。ショーリ、もう2度とネットで自分でチケット買うんじゃないよ。代理店で買いなさい」
「うん・・・」
おかげさまで事なきを得た航空券問題。
航空券の名前ミス、普通でしたら航空券キャンセルして、もう一度チケットを買い直すか、100~150ドルほどの修正料を払うそうです。
買い直しになってしまった場合、自分より前にキャンセル待ちをしているお客さんがいたら、自分がキャンセルしたチケットは待ってる人に回ってしまうので、予定の便に乗れないということもあるそうです。
私の場合は、本当にたまたま運よく無償で全部やっていただけましたが、これが全てではないので、航空券を買うときは本当に細心の注意を払ってください。
そして迎えたディズニーランド当日。
ここでもひやひや案件が一つ。
・バウチャーの使用期限切れ
今回のディズニーランドチケット、これは日系の旅行代理店を通して買いました。
代理店を通すメリットは、代理店割引があること。デメリットは、バウチャーに使用期限があること。
使用期限があるなぞ露知らず、気づいたのは使用期限前日。
私たちがディズニーに行った時点で、そのバウチャーは無効になってるわけです。
平たく言うと使えません。
私も友達も、それはもうあきらめようということで、2日分の新たなチケット代を握りしめて窓口へ。
『Hello!Welcome to Disney Land Resort!チケット買いに来たのプリンセス?』
『(うぉおまじか・・・)あ、2デーチケット大人2枚なんですけど、このバウチャーちょっと確認してもらっていいですか?』
『オーケー・・・ふむ。ちょっと待ってて、すぐ戻るから』
オフィスのお兄さん(ジャスティンヘアーだった頃のリアムにそっくり。イケメン)が窓口から奥に消える。
「やっぱ使えないかな・・・」
「だよね・・・使用期限書いてあったし・・・あ、お兄さん帰ってきた」
『プリンセス、待たせてごめんね。ディズニーランドは初めて?』
『え!?あ!そうです!初めてなんです!私もこの子も今月が誕生日なんです!』
『おお、それはお祝いしなきゃだ。これどうぞ』→缶バッジいっぱい貰う
『え?いいの、こんなに』
『勿論。ハッピーバースデー。じゃあこれが3日分のパークホッパーチケットだから、名前はここに書いてある奴でいいね?素敵な誕生日を過ごしてね』
・・・・・
バウチャー使えた。
なんで使えたのかは未だに分かりませんが、『キャンセルできないチケット買っちゃって、使用期限も記載されてるんですけど、どうすればいいですか?』といった内容のメールと、自分のバウチャーの番号を事前にディズニーランドのお客様センターにメールして、何度かやり取りしてた記録がディズニー側に残っていたのでは、と憶測しました。
だってねぇ、本来だったらもう使えないただの紙切れになってるバウチャーが、なんもなく普通に使えてるってことは、ディズニーのゲスト対応の素晴らしい部分がこの結果をもたらしたのではと考えています。
このディズニー旅行を通して学んだことは本当にたくさんありました。
一番大きかったのは、困ったら周りに相談してみることの大切さです。カウンセラーさんにしても、航空会社にしても、ディズニーランドにしても、こういうこまった人を助けるための窓口があるんだから、ハナから諦めないで一度相談するっていうのは本当に大事です。
大丈夫です、どんな些細な質問でも相手はちゃんと答えてくれます。「そんなこと聞いてくんなよ、自分で考えろ!」なんてことはカナダで生活してて1度もありませんでした。みんなホントに優しいです・・・。
ただ、私の場合が本当に特例だったのかもしれないので、全員が全員、同じ対応をしてもらえるとは限らないと思います。
分からないことは、とにかく何でもいいから聞いてみること!
これが海外生活で一番大切なことなのかもしれません。
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